鳥が電線に止まって糞をするときの対処方法、問い合わせ先は?費用や問い合わせ方法を解説

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鳥(カラス)の糞に困っていませんか?今回は鳥(カラス)が電線に止まって糞をするときの対処方法や問い合わせ先、費用について解説します。糞害に困っている方は、是非ご覧ください。

カラスはなぜ電線にとまるのか。

カラスが電線にとまる理由は明確にはなっていませんが、以下のことが考えられます。

高い位置にとまることで周囲を見渡せる

カラスが電線にとまる理由は、高い場所であることが考えられます。

電柱には一番上の高圧以外にも中間以下に低圧線や通信線が施設されており、そこにとまることもあります。

カラスは、鳥の中でも知能が高く、状況判断が優れています。

そのため、周囲を見渡しやすい高い場所にとまることで、食べ物や危険なものを発見しやすくなります

集まりやすい

カラスは仲間と集団で生活します。電線、電柱はとまることができる場所が多いため、大勢のカラスが集まり、仲間とコミュニケーションをとることができます。

鳴き声で意思疎通を図りますが、高い場所であれば、声を届けやすく、聞こえやすくなります。

縄張りを見渡せる場所にとまる

カラスは縄張り意識が強い鳥です。そのため、縄張りを守るために高い場所にとまることで自分の縄張りを広く見渡しています

電線にカラスがとまるとよくないの?

カラスは社会的な鳥で仲間と集団で生活します。そのため、群れる場所周辺のゴミ捨て場があらさえたり、大量の糞が道路や車、家などに落とされることがあります。

また、カラスが電線にとまることで、停電の原因になる場合があるため注意が必要です

なぜ電線の上で糞をするのか?

電線の上にいるときには、周囲を広く見渡すことができるため、安全面の観点から糞をしていると考えられます

また、高い場所から落とすことで、自分たちの周囲を汚さないようにしています。

対策方法 電線にカラスがとまらないようにするは?

電線に鳥害対策品を取り付けることで、カラスが電線にとまるのを防止することができます

鳥害対策品とは、電線に、針や細いワイヤーを電線の上に張ることで、鳥獣類がとまりにくくするものになります。

電線以外にも、電柱のアーム(金物)に取り付けることができるものもあります。

電線や電柱は一般送配電事業者※(送電線・配電線などの送配電設備を管理し、電気をお客さまへ送り届ける役割を担う企業:発送電分離前の旧電力会社)や通信事業者(NTTなど)の所有設備になります。

そのため、「取り付けする設備の管理会社」に連絡し取り付けしてもらう必要があります。

※東京電力パワーグリッド(関東)、関西電力送配電(関西)、九州電力送配電(九州)など地域によって異なります。

設備の情報を確認し、管理会社に連絡する。

鳥害対策品を取り付けるには、「取り付けする設備の管理会社(送配電事業者※やNTT)」に連絡して取り付けをする必要があります。

連絡する前に、取り付けする設備の電柱番号を事前に確認しておきましょう。

下記写真のように電柱には識別を行うことができる電柱番号札が付いています。

札は2枚付いていることがほとんどで一つが送配電事業者、もう1つが通信事業者(NTT)の電柱番号になります

2つある場合は、上に表示している電柱番号の事業者がその電柱の管理者となります。

申し込み方法

申込は送配電事業者もしくは通信事業者のHPから問い合わせすることができます。

電話もしくはWebでの申込方法があるかと思いますが、インフラ系の事業者は電話での問い合わせは繋がりにくいため、Webでの問い合わせをおすすめします

取り付けしたい設備の事業者が分からない場合はどちらかに連絡し、設備の管理者を確認しましょう。

申し込み後の対応

申し込み後に管理事業者から連絡があり、立会日の日程調整をします。

立会の際に取り付け範囲の確認をします。取り付け範囲は基本的に申込者の所有物や土地の範囲内になります。「この辺り一体カラスが多いから取り付けしといて」などの申し出は、受け付けてもらえません。

立会の際に工事日の調整をします。工事には高所作業者等が必要になるため、即日対応は難しく、工事までに時間が係る場合もあります。

工事の際、基本的には立会の必要はなく、停電もありません。

工事後は、電線の上に細いワイヤーを通しており、一定間隔に黒いクリップで固定しています。

電線は一定の太さがあるため、カラスがとまってしまいますが、細いワイヤーであれば、とまりにくい仕組みになっています。

電柱に付いているアームなどの金物については、大量に針のついた樹脂状のマットを取り付けし、鳥がとまらないような処置をしています。

費用について

費用は無料となります。そのため、申し込みが多く、工事までに時間がかかると考えられます

まとめ

電線や通信線などの設備に対する鳥害対策はその管理事業者に問い合わせすることで、無料で対策してもらうことができます。

しかし、鳥害対策をしたからと言って100%カラスがとまらなくなるわけではありませんので、ご了承下さい。

玄関先、車の上に糞をされてい困っているという方で、少しでも被害を減らしたいと考えている方は是非今回の記事を参考に各事業者にお問い合わせ下さい。

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